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雨の日はこよりどうカフェに

今日は雨。
そうわかった時、がっかりする日と、ほっとする日とが、ありませんか?
雨が、
『まぁいいか』『もういいか』と考えることを、認めるみたいに、降る。
ほっとする。
わたしの母は『諦めなさい』とよく言う人でした。『諦めることは全然悪いことじゃないんだよ。前に進む諦めるも、たくさんあるんだから。まあ、どっちでもいいけど、全然大丈夫よ。』と。
だから、わたしにとって雨は、母なのかもしれません。
6月。雨の季節。
善了寺さんの葦壁は、雨の日に色を変える。いつもとは違う色で、いつものように迎えてくれる。
境内では、紫陽花がとても静かに咲き誇っている。
紫陽花は毎年同じ記憶を呼び覚ます。
咲き誇る景色を大きく見回しても綺麗だし、近づいてその色だけを、じっと見ても綺麗。
綺麗、綺麗、綺麗。

キッチンで仕込みをしながら店内の窓に目を向けると、いつもと違う風景を雨が描いている。
ザー、、と降る音が、包丁の音と混ざって、静けさを際立たせる。もうすぐみんなが来て、カフェが始まる。
雨の日のこよりどうカフェは、お客様が少ないのですが、わたしがいちばん来店をおすすめしたい日和でもあります。
とても綺麗だから。
今日は雨か。
とわかったら、こよりどうカフェに来てみませんか?
満開の紫陽花と、いつもと違う善了寺さんを見に来てください。
わたし達は、ご飯やケーキを作ってお待ちしています。新しくできたハーブティも、本当に心からおすすめです。
(もちろん晴れた日も、来て下さいね♪)

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