まちの小さな
ヨリドコロ

風景

四百年以上の歴史を持つ「善了寺」さんの
境内に建てられたお堂です。無垢の木材や
藁の土壁など、自然の素材を使い
日本の伝統的な建築方法で作られています。
様々な人の手によって大切に作られた
ぬくもりが感じられます。
表の通りからお寺の坂道を上ると、
大きな木々や素敵な本堂が出迎えてくれます。
その手前にあるのがこよりどうカフェです。
どこか懐かしいような
あたたかい気持ちになる場所です。

外観

静寂で心穏やかなこの場所
同じ敷地内に高齢者のデイサービスがあること、近隣に保育園が多い環境を活かし、地域の中で交わることが減ってしまった様々な方どうしが多世代でゆるやかに出会い、共にいる場を作っていきたいと思います。そして、そんな様々な関わりの中で子どもたちが育っていくまちの未来を目指します。

店内

「おかえりなさい」いつでもお待ちしています。
「茶堂」という、建物の3方が開いていて地域の方々がそれぞれの方向から集まり、この中で集う憩いの場として建てられました。建築計画初期に起こった東日本大震災を受け、木材のほとんどは宮城県や岩手県のものを使い、災害が起こった際にも地域の方々がここで安心して住めるような様々な工夫もされています。

店内には、絵本やおもちゃのあるキッズスペースの他、おひとりさまで過ごしやすい窓際のカウンター席もあります。窓の外には、善了寺さんの茅葺きの本堂や、境内の緑が見えます。